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いろんな感想を書きなぐる場です。 タイトル通りかなり独断と偏見なので、ご注意。 不快な思いをされましても、責任を負いかねますので事前にご了承下さい。
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ロン・ハワード監督/トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリナ、ジャン・レノ 他出演/2006年製作


(鑑賞前の日記から抜粋)
カンヌで失笑された様ですが、そんなん当たり前でしょ。あの内容を映画化した所で面白くなる訳がない(決して原作が面白くない訳ではなく、映画向きではないと云う意味で)あれは小説だけじゃ想像しきれない部分とか映像でじっくり考えたい部分とかを視覚で補完するための映画だと思う訳で、アタイも小説を補うために行きます。多分映画化しなかったら小説途中でやめてたかもしんないってくらい想像だけじゃおっつかない部分が多いのだもの、参考資料とかそばに無いとついてけない。それにしてもソフィー役の彼女がどうしてもソフィーって顔じゃないよな!と思ってしまいます(失敬)久々に大スクリーンで観るジャンレノも楽しみです、CMでちらっと出てるとこしか観てないので役がわからんのですが、あのしつこい警部役でしょうか?
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予想通りの小説補完映画。

都合上細かい設定が変わってたりとかはあるけども(最初の講演シーンなんてまず彼が学者だってのを判り易く説明するためだよね、流石に寝てるとこから始まったらわかんないもんね!)やっぱり小説だけじゃわからない部分の画を視覚的に捕らえるのが目的って感じでした。シラスのベルトとか小道具関係、そして聖杯に関する説明も、画を見ながらだと理解しやすいです。特に最後の美術館のピラミッド。文章だけじゃ何処に立った状態で何を観て、何と何が重なったとかホントに云ってる意味がわからなかったんですが、映像だとあぁあそこかーと一発で判るので気持ちが良かったです。

内容はとにかく詰め込みました!って感じが拭えない。急ぎすぎですね、小説読んでないと全くわかりませんね。キャラクターの特徴と云うか心情も全然表現されてないので、何でここであの人が出るの?え、何でそんな行動に?と思うことがたくさんありました。ソフィーが出てくる辺りの展開も早すぎて、二人が行動を共にするだけの信頼感が全く生まれてないし、口座番号をあそこまで簡単に解いてしまわれても興ざめです。しかも銀行の彼がいきなり銃を二人に向けるのかも意味わからんだろうよ。何より警部の性格変わり過ぎ…もっと血なまこになって二人を探す執念深さが彼なのに何あのクールっぷり。

そしてラングドンは推理してる時色んなものがみえすぎだよね!光臨というかもう電波受信だよね!あとソフィーの正体がわかった後の皆の集結っぷりに笑った…え、そこは感動の再開シーンじゃないのちょっと!と思いました…いまいち不燃焼気味のラスト。ラングドンとのラブロマンスも無いのね、まぁいらないっちゃいらないけど(と云うかあの映画の内容(スピードと濃度)じゃ二人の間に何かが生まれる訳がない)


それにしても映画全編通して思ったのは、とにかく画が変わり過ぎです。つなぎ方下手すぎ、落ち着かない。今ココでその画を挟むくらいなら、あとで一気にやった方がいいよ!って云うのがものすごく多すぎます。スピード感があると云うよりは何を云いたいのかわからなくて付いていけないって云う感じでしょうか。夜中にシスターのとこに電話来たシーンも、後でいくらシスターが出て来ても、あの一瞬だけじゃこの人だれ?ってなりますとも…。つかあの電話必要ないっちゃー無いだろ、何であそこを起用して他を削っているのかが判らない。カメラワーク云々以前に編集の下手さが浮き彫りになってます。わざとなのかもしれないけど、それでプラスになること等一つも無い気がしてなりません、うーん。


とりあえず、小説読んだ後に映像を楽しむ程度の作品です。
観に行くのなら先に小説を読むことをオススメします(じゃないと他に楽しみがない)
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