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いろんな感想を書きなぐる場です。 タイトル通りかなり独断と偏見なので、ご注意。 不快な思いをされましても、責任を負いかねますので事前にご了承下さい。
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Christopher Smith監督・脚本/Frank Potente Sean Harris 他出演/2003(2004?)年製作
※1995年製作の同タイトル映画とは無関係の様です。


主人公の顔と云うかふとした時の表情?がゴリエにしか観えなくて最初の方はずっと大笑いしてました(酷)これはもうホントにすごいよ。


内容自体はよくありますが、それはスプラッタのステイタスなので。
最初は犯人の姿をうつして無かったので、怨霊・モンスター系が相手なのか人間が相手なのかわからなくて、どっちだろ~と云う面白さがあったんですが、割とすぐ犯人の姿が出てしまってちょっとがっかりした。
まぁあの登場シーンは素晴らしくインパクトがあったので良かったとも思いますが。

惨殺シーンは、その理由がかかれてない上にGraigが「狂っている」のか「元から知能が足りない」のかがわからないので、どっちの恐怖心を煽っているのかわからないです(殺人鬼の位置づけで恐怖は結構変わってくると思うので)でもグロイことに変わりは無い訳ですが。音だけが凄く気持ち悪く響くので、何処の肉どどうやって切ってるのか気になる=想像力をかきたてるみたいな。
あと、真夜中の地下鉄駅・無人・閉鎖空間ってのは舞台としては実際にありそうで怖いです。ああ云う警備員も絶対いると思う。


ここがヨーロッパ系だよなぁ~と思ったのは、やりっぱなしにしてるとこ。説明は一切無しで、映像に写った物(主人公が見た物)だけで判断させるせいで、ラストはかなり肩透かしでした…(これが米映画だったら、ラストでもう一人の実験体?が出てきて襲われて終わるか、自分で後であの病院?のことを調べるかして終わるだろうなぁ~と思う)でも今回の映画に関してはまぁ許せる範囲かな、とも思いました。説明不足ではありますが、実際に体験した時はこんな感じなのかな!と、感情移入…とはまた違うけど、そう云う気持ちにもなれるし。何よりラストの日常と非日常の境目が好きです。一生懸命逃げきって戻ってみればそこは何の変哲も無いみんなにとっての日常でしかなくて、犬なんかあっさりと逃げ切れてて、自分が必死だったことは何だったのって気持ちと、日常に戻れた安堵感、そしてホームレスと勘違いされてお金を渡された時の複雑で皮肉な感情。米映画だったら微妙かもしれないですが、ヨーロッパ系映画と思えばすごく好きなラストではありました。
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監督・編集:白石晃士/若槻千夏、上野未来 他出演/2004製作/80分


呪怨のパクリと云うのは散々聞いていたんですが、まさかここまでとは思いませんでした。雰囲気、霊の出るタイミングと呪いの感染、話の切り方等何もかもがコピー。まだ霊役のメイクや存在表現・動きが被るのはホラーとしてしょうがないとしても、カヤコのステイタス?であるあの独特の音までも使うのはナンセンスすぎ。だったら最初から「この映画は呪怨のアレンジ、ぶっちゃけパクリです★」とはっきり云い切った方が逆に面白いと思う。

って云うか疑問なのが黒い霊。あれを見たら死ぬって云うけど他の霊見ても結局死ぬんじゃ根本的にその噂とか意味ないんじゃないの。だったら呪いが感染した霊も黒く表現しちゃえばいいのに。
大体話自体に面白み無さすぎ。よくあるとか云うレベルじゃない、もう皆飽き飽きしてるよこのノリには。10話から流す手法によって多少ごまかされてはいるものの、それが無かったらB級どころかホラーと呼ぶのもおこがましい代物。途中からはもう「次の話は●●が主体じゃないかな?」と云う予想を立てるクイズなのだと割り切って観ました。

正直呪怨のまがい物商品以外の何物でもないので、観なくても別にいいと思う。
ウォルフガング・ペーターゼン監督、ジョシュ・ルーカス、カート・ラッセル他出演


内容自体はよくあるもの。
タイタニック+スピード2=ポセイドンと云う感じですか。
でも今まで観た船系の脱出アクションの中では一番面白かったと思います。

まず主人公の無鉄砲振り。諦めてたまるかよ外出ンだから!みたいな。ホース持って飛び込んだ時とか正にって感じで、結構好感度鷲掴み的なシーンだったと思います。あと人間模様?のリアリティとかも良かった。脱出序盤のエレベーターシーンで最後に「手を離せ」と云われて即蹴落としてやっぱり気になって姿を確認する。でも結局は自分が生きることに必死でそんなの後の方で殆ど忘れちゃう。そう云うの酷いかもしれないけど、人間の心理的に普通の流れだと思うので、(狙ってやったかどうかは別にしても)ソレを普通に表現してたのは良いんじゃないかと。

でもまず良いがってこう云う映画にありがちな感動シーンの少なさ(短さ)!正直生きるか死ぬかって時に貴重な時間何分もそんなことに時間費やしてる暇ある訳無いと思うんですよ、実際。「ラブロマンス?ヒューマンドラマ?んな時間あるかよ、逃げねーと死ぬんだよ!」って感じがリアリティあって好感度。つかホントに脱出メインなのが良かったです。次から次に難題が出てきて乗り越えて、普通脱出ってそういうもんだよね、生きることに必死になると思う。
また、リアリティと云う意味では最初に居残った大勢の方達の…(こう云っちゃ失礼なんだけど)金持ちの楽天的発想も極普通のことなのかな、とも思いました。責任者があそこまで胸を張って大丈夫と云っている=少し不安だけどまぁ大丈夫だろうみたいな所とか。

勿論突っ込み所も結構あったりはしたんですが…って云うか父の死に様がホントふっつーにアホ死にだったりとか…。(でも別れのシーンは結構好きだよ、だって時間無いことわかってるもの彼は)(笑)最後なんか即助けにくるし(笑)でもココら辺は脱出メインと割り切った結果故のことなのでこれも有だと思いました。逆にあそこでドラマやられてもね。うん。

一度観ておくのも良いんじゃないかと思う映画です。それなりに楽しかった。
監督・脚本:ジェームズ・ウォン/メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ライアン・メリマン 他出演/2006年製作(アメリカ/115分)


有名シリイズの第3弾。
1、2も観ましたが、今回が一番はじけてていっそ面白い気がします。死に方も死体も内容物(脳ミソや腸)の飛び方も爽快!

始まりはいつも通り主人公が突然見えちゃって死を回避したことから事件が進んで行く、このノリも変わりないです。それにしても、今回も小さな偶然が色々重なっただけなのにこんな死に方を!と云うオチばかりで、正直予想するのが面白い。死ぬと判っているしある程度の方法もわかっているからその気になれば予想出来るはずなのに、そうきたかー!と云うことばかり。ここまで好き勝手に人殺すシーン作られたら観てるこっちもはじけるしかなくなりますね。内容はシリイズ通して変わらないので今更新しみは無いですが、この映画にはこの映画なりの楽しみ方がある気がします。


それにしても毎回思うのは…
いっそ回避しない方が余計な被害者が増えなくてすむよね!ってことです。運命のイタズラ、みたいな。
ロン・ハワード監督/トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ、イアン・マッケラン、アルフレッド・モリナ、ジャン・レノ 他出演/2006年製作


(鑑賞前の日記から抜粋)
カンヌで失笑された様ですが、そんなん当たり前でしょ。あの内容を映画化した所で面白くなる訳がない(決して原作が面白くない訳ではなく、映画向きではないと云う意味で)あれは小説だけじゃ想像しきれない部分とか映像でじっくり考えたい部分とかを視覚で補完するための映画だと思う訳で、アタイも小説を補うために行きます。多分映画化しなかったら小説途中でやめてたかもしんないってくらい想像だけじゃおっつかない部分が多いのだもの、参考資料とかそばに無いとついてけない。それにしてもソフィー役の彼女がどうしてもソフィーって顔じゃないよな!と思ってしまいます(失敬)久々に大スクリーンで観るジャンレノも楽しみです、CMでちらっと出てるとこしか観てないので役がわからんのですが、あのしつこい警部役でしょうか?
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予想通りの小説補完映画。

都合上細かい設定が変わってたりとかはあるけども(最初の講演シーンなんてまず彼が学者だってのを判り易く説明するためだよね、流石に寝てるとこから始まったらわかんないもんね!)やっぱり小説だけじゃわからない部分の画を視覚的に捕らえるのが目的って感じでした。シラスのベルトとか小道具関係、そして聖杯に関する説明も、画を見ながらだと理解しやすいです。特に最後の美術館のピラミッド。文章だけじゃ何処に立った状態で何を観て、何と何が重なったとかホントに云ってる意味がわからなかったんですが、映像だとあぁあそこかーと一発で判るので気持ちが良かったです。

内容はとにかく詰め込みました!って感じが拭えない。急ぎすぎですね、小説読んでないと全くわかりませんね。キャラクターの特徴と云うか心情も全然表現されてないので、何でここであの人が出るの?え、何でそんな行動に?と思うことがたくさんありました。ソフィーが出てくる辺りの展開も早すぎて、二人が行動を共にするだけの信頼感が全く生まれてないし、口座番号をあそこまで簡単に解いてしまわれても興ざめです。しかも銀行の彼がいきなり銃を二人に向けるのかも意味わからんだろうよ。何より警部の性格変わり過ぎ…もっと血なまこになって二人を探す執念深さが彼なのに何あのクールっぷり。

そしてラングドンは推理してる時色んなものがみえすぎだよね!光臨というかもう電波受信だよね!あとソフィーの正体がわかった後の皆の集結っぷりに笑った…え、そこは感動の再開シーンじゃないのちょっと!と思いました…いまいち不燃焼気味のラスト。ラングドンとのラブロマンスも無いのね、まぁいらないっちゃいらないけど(と云うかあの映画の内容(スピードと濃度)じゃ二人の間に何かが生まれる訳がない)


それにしても映画全編通して思ったのは、とにかく画が変わり過ぎです。つなぎ方下手すぎ、落ち着かない。今ココでその画を挟むくらいなら、あとで一気にやった方がいいよ!って云うのがものすごく多すぎます。スピード感があると云うよりは何を云いたいのかわからなくて付いていけないって云う感じでしょうか。夜中にシスターのとこに電話来たシーンも、後でいくらシスターが出て来ても、あの一瞬だけじゃこの人だれ?ってなりますとも…。つかあの電話必要ないっちゃー無いだろ、何であそこを起用して他を削っているのかが判らない。カメラワーク云々以前に編集の下手さが浮き彫りになってます。わざとなのかもしれないけど、それでプラスになること等一つも無い気がしてなりません、うーん。


とりあえず、小説読んだ後に映像を楽しむ程度の作品です。
観に行くのなら先に小説を読むことをオススメします(じゃないと他に楽しみがない)
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